今日は姫路まで雛人形を見に行く予定になっていた。
ところが、朝から娘が愚図る。
熱が出ている様子もないが、よく寝る。
それで、雛人形見学は取り止めた。
午前中は、娘の相手をしながらゴロゴロしていた。
昼食後、郵便局に用があったので久々に一人バイクで出かけた。
国道沿いに人形が置いてある店を見つけて寄ってみた。
皇室にも納めているという人形師の作った物は、流石だと感じた。
その後、本屋へ周り、ガレージ作り関係のマニュアル本を購入。
ホームセンターで時間つぶしをして帰宅した。
入れ替わりに、娘が下痢をしているとのことで、嫁が小児科へ連れて行った。
私は買ってきた本に目を通したり、司馬遼太郎の「空海の風景」を読んだりしながらボンヤリと過ごした。
高校時代の同級生から、中国で買ってきた毛筆を譲ってくれるというメールが着た。
20年近く前、上海で見かけた「コ峰 李鼎カ」という筆である。(カタカナ部分の漢字は不明)
当時の中国で、1本が数千円した。
私も数本買って帰ったが、残る派は1本のみである。
とても使い勝手の良い筆なので、何とか手に入らないかと考えたこともあった。
しかし、既に作者が作っていないことが分かっているので諦めていた。
「今でも数本持っていて、使っていない」
そう言ってきたので、冗談を込めてメールを送った。
「1本100円で買ってやろうか?」
すると、「ケーキを食べさせてくれたら良い」と言う返事であった。
とてもラッキーである。
そうこうする内に、嫁と娘が帰宅。
どうやら風邪をひいているらしい。
青洟を垂れていた。
大したことも無いようなので、一安心。
ゆっくりしたような、バタバタしたような一日が終わった。